バンダイナムコは、食玩とガシャポンを融合させたマルチプラットフォームフランチャイズ「LINK TRAVELERS」プロジェクトの詳細を発表しました。音楽のハイライトは、Gacharic Spinのメンバーであり、現代日本のロックシーンで最も著名なボーカリストの一人であるAngelina 1/3が歌うメインテーマ「Transcendence」です。菅波栄純(THE BACK HORN)が作曲したこの曲は、現在世界中のデジタルプラットフォームで配信中です。
ガシャポンクエストシリーズの大成功に続き、バンダイは今回の発売でコレクターズアイテム市場への進出を果たします。「LINK TRAVELERS」は、細部までこだわったフィギュア、交換可能なパーツ、そしてファンが自分だけの冒険を楽しめる魅力的なストーリーで、この分野に革命を起こすと期待されています。2024年11月に開始された予約注文は記録的な速さで完売し、2025年5月に発売予定のこのシリーズの成功を期待させます。
「トランセンデンス」の制作:音楽の旅
アンジェリーナ・1/3がこの曲をパフォーマンスしたのは、決して偶然ではありませんでした。力強い歌声とステージ上のカリスマ性で知られる彼女は、この曲に独特のエネルギーを注ぎ込み、「LINK TRAVELERS」の物語の核となるテーマである、回復力と自由を表現しています。彼女は声明の中で、「光を求めて闇と戦う」シリーズのキャラクターたちにインスピレーションを受けたと語っています。
創作プロセスにはGacharic Spinのドラマー、Hanaが参加。彼女の強烈なツインベースドラムのビートが楽曲に重みとドラマ性を与えています。プロデュースを担当した菅波栄純は、リスナーをゲームの世界観へと誘う壮大なサウンドを目指したと説明します。 「日常からの逃避、自由の爆発のようなサウンドを目指しました」と彼は言います。
バンダイのビジョンとLINK TRAVELERSプロジェクトのインパクト
バンダイでこのシリーズの開発責任者を務めるK.Sawa氏は、アンジェリーナとスガナミとのパートナーシップを「運命的な出会い」と表現しています。彼は、音楽がゲームのビジュアルを引き立てるだけでなく、感情体験をさらに豊かにしてくれると強調しています。4月28日に公開された最初のプロモーションビデオは既に数百万回再生されており、このプロジェクトが文化現象となる可能性を秘めていることを示唆しています。
バンダイは玩具に加え、アニメ化やデジタルゲームなど、様々なメディアへの展開も計画しています。ファンの皆様は、YouTubeで公開されているサウンドトラックと公式動画を通して、この世界観に浸ることができます。強力なチームと革新的なコンセプトを擁するこのシリーズは、日本のみならず世界のエンターテインメント界に大きな足跡を残すことは間違いありません。