日本の小島秀夫監督がBGS 2025のヘッドライナーに決定しました。メタルギアソリッドや待望のデス・ストランディング2といった名作を手がけた小島監督は、10月11日と12日のフェアに来場し、パネルディスカッション、インタビュー、観客との交流会などを行います。
小島氏にとって、ブラジルへの来訪は今回で2回目となります。2017年にも、初代『デス・ストランディング』発売前のBGSに参加しています。今回は、発売間近の新作タイトルを携えて再びブラジルを訪れ、その制作過程に関する未公開情報も公開すると約束しています。11日と12日のチケットは、イベント公式サイトでご購入いただけます。
小島秀夫監督が8年ぶりにブラジルに復帰、観客の注目を集めると予想される
小島秀夫監督が最後にブラジルを訪れたのは2017年、当時はまだ『デス・ストランディング』の初版が秘密だった頃です。それ以来、監督はソーシャルメディアやインタビューを通じてブラジルのファンと密接な交流を続けてきました。そして、2025年の再訪は、このイベントの威信と、クリエイターの地元ファンへの愛情を改めて証明するものと言えるでしょう。
小島秀夫監督は、今回のフェアで『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』のプロモーションに重点的に取り組みます。本作は6月26日に発売され、トレーラーの公開や国際イベントへの出演など、既に多くのプロモーション活動が行われています。そのため、BGSは監督にとって、発売前の世界ツアーの最終目的地の一つとなります。
ブラジルの観客は、新作ゲームに関する限定コンテンツと詳細な解説を直接ご覧いただける予定です。小島監督自身もゲーム制作の舞台裏を語り、物語要素の開発過程を解説します。また、コジマプロダクションのチームも出席し、報道関係者や参加者との交流を深めます。
🚨 本当だよ!🚨 @HIDEO_KOJIMA_ENがブラジルにやって来て、BGS 2025 で生中継します!😱🔥
— ブラジル ゲーム ショー (BGS) (@BrasilGameShow) 2025年5月29日
DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH のクリエイター、 @KojiPro2015_EN10 月 11 日と 12 日に BGS 2025 に登場し、いくつかのアトラクションに参加します!🤩🙌
見逃すなんてありえない… pic.twitter.com/YD0y6JYbAs
このイベントは記録を破り、国際的な注目を集めると期待されています。
小島監督の就任表明を受け、ブラジルゲームショーの主催者はチケット需要の大幅な増加を見込んでいます。同イベントは2023年に既に来場者数記録を更新しており、今年はさらにそれを上回ると見込まれています。小島監督の参加は海外メディアの注目を集め、イベントを再び世界的な舞台に押し上げることが期待されます。
BGSは10月9日から12日まで、サンパウロのExpo Center Norteで開催されます。この見本市は、ゲームエリア、製品発表、チャンピオンシップ、ブランドアクティベーションなどで構成されています。主催者は、より多くの国際的な参加者を迎え、歴史的な見本市になることを約束していますが、詳細は未定です。
小島はゲーム市場におけるラテンアメリカの重要性を強調
小島秀夫氏のブラジル訪問は、大手ゲームスタジオによるラテンアメリカ市場への注目度を改めて示すものです。この地域のファンは、最も確立されたフランチャイズへの熱狂と忠誠心で知られています。一方、ブラジル・グアム・シティ・ゲームズ・オブ・ザ・リング(BGS)がグローバルツアーの開催地の一つに選ばれたことは、ブラジルがゲーム業界の新作リリースにとって戦略的な拠点としての地位を確立していることを示しています。
小島監督は数々のインタビューで、ブラジルはゲームと自身の作品に最も情熱を注ぐ国の一つだと語ってきました。そのため、2025年のブラジル訪問は、ブラジルのファンとの関係における新たな章となるでしょう。監督は国内メディアの独占インタビューに応じ、小島プロダクションの今後のプロジェクトについて語る予定です。