ベルセルク』社白泉社はアニメ『ベルセルク 黒い剣士』が著作権者から許可を得ていないことを明らかにした。Twitterで発表されたこの声明は、多くのフォロワーを驚かせ、同企画が著作権侵害であると公然と非難した。
5か国語で発表された声明の中で、出版社は次のように明確に述べている。「読者の皆様、記載のTwitterアカウントとウェブサイトにて『ベルセルク』のお知らせをいたしましたが、著作権者である三浦建太郎氏(スタジオGAGA)の許可を得たものではありません。また、お知らせに付随する動画は無断で公開されています。」この通知は、ファンメイド作品は数多く存在するものの、今回の作品は作品の著作権を侵害していることを明確に示している。
スタジオ・エクリプスのプロジェクトは、原作漫画の忠実な翻案を約束してソーシャルメディアで人気を博したが、非公式プロジェクトに対する倫理違反だと多くの人が考える同スタジオのパトレオン寄付をめぐって論争が巻き起こっている。
『ベルセルク 黒い剣士』の将来は不透明だが、白泉社の警告は、こうしたプロジェクトに伴う法的リスクを改めて認識させるものだ。
出典: X (@berserk_project)