ラザルス 第7話 スキナー博士の沈没島

『ラザルス7話では、チームが再びスキナー博士を捜索する様子が描かれます。第6話では、ラザルス一行は人工知能ナーガを崇拝する「真実の塔」という宗教団体に遭遇しました。このAIはスキナー博士の脳をモデルとして開発されました。今回のエピソードでは、ナーガが残したデータから、スキナー博士が入手した海底島の座標が明らかになります。

アニメ『ラザルス』は、過去のアニメーションの要素を融合させ、現代社会で話題を呼んでいるテーマを題材にした物語を紡ぎ出しています。物語の舞台は2052年。登場人物たちは人類の未来に関わる二つの問題に直面することとなります。地球温暖化はますます深刻化し、ハプナという薬によって人類の大部分が死滅する日が近づいています。

ラザロチームがスキナー博士の沈没島を発見

他のエピソードと同様に、チームはスキナーの居場所の手がかりを探すため、それぞれに分かれて捜索にあたる。各チームはスキナーが獲得した島々へと向かう。ダグはフィリピン、アクセルはモルディブ、リーランドは竹富島、クリスはツバルへと向かう。そして最後に、エレナは舞台裏に残り、スクリーンを通して状況を監視する。

写真:ディスクロージャー/公式サイト

現場に到着した彼らは、何も見つけられなかった。しかし、二人は自然の美しさ、そして澄み切った空と海の稀有な美しさを懐かしむ。エレナは、美しい場所は人間がいない場所だけだとさえ言う。クリスは心を動かされ、自分たちが見ているのは本当の地球であり、人間がそれを破壊しているのだと考える。この光景は心を揺さぶり、私たちが今経験していることを的確に反映している。

写真:ディスクロージャー/アダルトスイム

さらに、エピソードの冒頭には、北極の最後の氷が溶けたと新聞が報じるシーンがあり、スキナーが3年前に何が起こるかを予言していたことを示すビデオが拡散し始める。

科学者の居場所は突き止められなかったものの、アクセル・ジルベルトは鎮痛症を患っていると主張する男に出会う。つまり、彼は痛みを感じることができず、そのためハプナを摂取する必要を感じたことはなかったのだ。さらに、彼はその島に住む人々のほとんどが鎮痛症に苦しんでいたことを明かす。この情報は将来的に重要になるかもしれない。

エレイナはヒルシュの秘密を発見する

エピソードの最後には、次章への伏線となりそうな興味深い出来事が2つ起こります。クリスが島を離れる際、彼女を知っているらしい女性に遭遇します。奇妙なのは、ラザルス隊員がその出会いに怯えていることです。この女性はクリスの人生で重要な役割を果たした人物、あるいは何らかの形で脅威となる人物である可能性があります。

ラザロ 第7話 スキナー博士の沈没島
写真:ディスクロージャー/アダルトスイム

さらに、このエピソードでは、ハーシュがスキナー博士と関係を持っていたことが明らかになりました。彼女はスキナー博士をよく知っていて、彼が本当に良い人だったと認めていますが、ハプナがなぜ作られたのかは理解していません。最終的に、エレナはハーグ研究所に所属するすべての人々のリストを見つけ、そこにハーシュの名前が載っていることに驚き、混乱します。

このエピソードにはアクションシーンはなく、物語と人類が直面する地球温暖化という問題に重点が置かれています。ハプナと地球温暖化はそれぞれ異なる問題ですが、関連性があります。これまでに明らかになった情報によると、スキナー博士は地球の問題に無関心な社会を罰するために鎮痛剤を開発したようです。

しかし、ハプナが作られた真の理由は依然として謎に包まれています。もしかしたら、人々を団結させて治療法を探し、ひいては地球を救うための手段だったのかもしれません。動機は単なる復讐ではなく、スキナーが鎮痛剤を作った際に、もっと大きな何かを思い描いていた可能性も高いでしょう。住民の死まであと14日となった今、ラザルスグループは一刻も早くこの科学者を見つけ出さなければなりません。

このアニメはMaxストリーミングプラットフォームで視聴可能で、ポルトガル語吹き替え版も配信されています。次回エピソードは5月25日に公開予定です。Lazarusやオタクの世界に関する最新情報は、AnimeNewで随時更新していきますので、ぜひチェックしてください

ラザロ 第7話 スキナー博士の沈没島
エピソード分析
3.7
アニメーション 3,5
プロット 4
キャラクター 4,5
ウェンディ・ゴメス
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ジャーナリズムを学ぶ学生兼ビジュアルコミュニケーション技術者。本、映画、テレビ番組、アニメ、ドラマが大好きな根っからのオタク。