鳥山明:作者からのファンへの最後のメッセージ

ラファエル・シンゾー
ラファエル・シンゾー
私の名前はラファエル・アウベス、通称ラファエル・シンゾーです。日本のポップカルチャーに携わった経験があり、信頼できる情報を提供することを使命として2009年にAnimeNewを設立しました。

池袋で開催された東京アニメアワードフェスティバル2024ので、作者の鳥山明が「アニメ業界への貢献」部門で表彰され、ファンに向けて最後のメッセージを残した。

作者・鳥山明のファンへの最後のメッセージ

イベントでは、鳥山明先生のマンガやイラストの展示スペースが設けられたほか、 「独特の魅力を持つキャラクターで世界を魅了する」と高く評価され、「歴史的作品に命を吹き込んだ巨匠」とも称えられる鳥山明先生の略歴をまとめたパネルも設置された。

しかし、イベント主催者は、イベント開始当日に発表された作者の訃報を知らず、結果として、鳥山氏の受賞に関するコメントがようやく発表されることとなった。

「正直に言うと、昔も今もアニメにあまり興味があったわけではないんです。自分の作品がアニメ化された時も、恥ずかしながらあまり見ていないので、スタッフの皆さんにはご容赦いただきたいんです。実は10年ほど前に『ドラゴンボール』の劇場版アニメの脚本修正を依頼されたことがあって、その時はキャラクターの背景を描いたり、簡単なデザインをしたりしたんです。こういう仕事のやりがいや楽しさに気づいて、すごく感動しました。難しい部分はスタッフの皆さんに任せようと思いました(笑)。」

東京アニメアワードフェスティバルにて、アニメーション業界への貢献を称えられ、大変光栄に存じます。誠にありがとうございます!

ドラゴンボールの新アニメ『ドラゴンボール ダイマ』について、鳥山は次のようなメッセージを残している。

ストーリーはもちろん、世界観、キャラクターデザイン、メカデザインまで手がけました。激しいアクションだけでなく、内容の濃い作品になっていると思いますので、ぜひご覧いただければ幸いです。

鳥山氏の最後の発言は、次のような最も痛ましい形で終わった。

若い頃の生活習慣のせいで、健康にはあまり自信がないので、どこまでできるか分かりませんが、これからも面白い作品作りに励んでいきますので、今後とも応援よろしくお願いします!

ドラゴンボールの作者鳥山について:

鳥山明は1978年に週刊少年ジャンプで生まれた魅惑的な物語『ワンダーアイランド』で創作の旅を始めました。

しかし、1980年から1984年まで少年ジャンプで毎週連載されていた『Dr.スランプ』で人々の心を掴み、18巻まで刊行され、鳥山の作品にインスピレーションを得た最初のアニメの原作となった。

そしてついに、伝説の漫画家・鳥山明は、象徴的な『ドラゴンボール』シリーズによってさらなる輝きを放ちました。 「ジャンプ黄金時代」の柱の一つとして認められた『ドラゴンボール』は世界的な現象となり、鳥山は1984年から1995年までこのシリーズに全力を注ぎました。この11年間で、彼は42巻、約1万ページに及ぶスリリングな冒険物語を描きました。さらに、『ドラゴンボール』の成功は、アニメシリーズ、長編映画、ビデオゲーム、そして数え切れないほどのグッズを生み出しました。

出典: X (神様探検隊)

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