ポーランドの開発会社11 bit Studiosは、『フロストパンク2』が2024年9月の発売以来、販売本数が50万本を突破したと発表した。発表以来ファンが待ち望んでいたこのタイトルは、発売直後に35万本を売り上げ、発売後数日で開発費を回収した。
これらの印象的な数字には、注目すべき統計が含まれています。購入者の48.7%が、デジタルアートブック、サウンドトラック、ゲーム内アイテム、そして今後配信予定の3つのDLCなどの限定コンテンツが付属するデラックスエディションを選択したのです。さらに、このバージョンの購入者は、スタンダードエディションの発売3日前にゲームへの早期アクセス権を獲得し、ゲームをプレイすることができました。
売り上げのほぼ半分はデラックス版だった
デラックスエディションの選択は、その充実したパッケージの魅力を反映しています。追加アイテムと早期アクセスの組み合わせは、多くのプレイヤーにとって決定的なものでした。このバージョンは、タイトルの正式発売後も安定した販売率を維持しました。
ゲーマー数が最も多い国の中で、中国は売上高の約4分の1を占め、トップを走りました。次いで米国とドイツが続きました。さらに、MicrosoftのGame Passサブスクリプションサービスに『Frostpunk 2』が追加されたことも、同社の収益増加に貢献しました。
フロストパンク2が記録的な収益を牽引
開発元である11-bit Studiosは、2024年の最初の9ヶ月間の収益が2,610万ドルに達したと報告しました。これは前年同期比211%増となり、同社史上最高の業績となりました。
同社の会長であるプシェミスワフ・マルシャウ氏は、『フロストパンク2』の強固な基盤が長期にわたるゲーム寿命を可能にすると強調した。今後のアップデート、拡張パック、DLCに加え、プレイヤーエンゲージメントを維持するためのマーケティング戦略も計画されている。
フロストパンク2の成功に加え、開発者は最初のフロストパンクの継続的なパフォーマンスの恩恵も受けており、有料DLCやサウンドトラック、ボードゲームなどの関連製品を通じて今でも収益を生み出しています。
マルサール氏はまた、『Frostpunk 2』のリリースから得た教訓が、2025年に予定されている『The Alters』のリリースの基礎となることも明らかにした。そのため、同社はコミュニティからのフィードバックにさらに注意を払い、視聴者の期待に沿った配信を確実に行うつもりだ。